私の初恋はしょっぱくて冷たい涙の味

これは私の初恋の時の話です。私は中学生の頃に、初めて恋をしました。相手は同じクラスの男の子でした。私の中学校は7クラスあったので、なかなか他のクラスの人とは触れ合いが難しかったのですが、毎年クラス替えがあり、私は中学2年生の時に新しいクラスになり、前の席に座っていた男の子に一目惚れをしたのです。当時私は吹奏楽部で、彼は陸上部でした。本気の出会いが見つかる婚活サービス

吹奏楽部は基本的に室内で練習をするので、休み時間に教室の窓から校庭を見ることができました。なので、私はいつも休み時間になると窓から校庭で走っている彼を見つけては胸をキュンキュンさせていました。

部活時だけでなく、授業中にも熱い視線を送っていていたからか、彼もたまに私の視線に気づくようになり、少し意識してくれるようになった様子でした。しかし私がシャイな部分があり、あまり話すことはできませんでした。

それでも遠足の時には同じグループになることができ、はぐれるた時のためにメンバーの携帯の電話番号を交換するという名目で、彼の電話番号とメールアドレスをゲットすることはできました。そして想いを告げることができないまま一年が過ぎ、中学3年生のクラス替えでは別々のクラスになってしまいました。

それでも私は彼のクラスに行き、後ろから教室を眺めて彼の姿を探しては見つめていました。彼もよく私のクラスに遊びに来てくれて、直接私とは話しませんでしたが、友達に会いに来たついでに私をチラっと見てくれてとても嬉しかったのを覚えています。

そしてこれが中学校での最後の生活になるということもあって、思い切ってバレンタインにチョコを渡そうと決めました。本人にもチョコを渡すというメールを思い切ってして、受け取ってくれるとのメールが来たときには布団の上でジャンプをしました。しかし、彼は人気者でいつも誰かに囲まれている存在だったので、チョコを後ろ手に彼の近くまでは行ったのですが、最終的に怖じ気づいてチョコを渡すことなく逃げてしまいました。

家について渡すはずだったチョコを食べていたら、勝手に涙が出てきて、「私はこんなに悲しくなるほど彼が好きだったんだな」と自分でも気づかなかった彼への熱い想いに気づきました。中学3年生の頃は受験ということもあり、私は絶対に彼と同じ高校に進学したいと思っていましたが、シャイなため進路先を噂でしか聞くことができず、彼は頭が良かったので私は死に物狂いで勉強をして、見事彼が進学するであろう進学校に合格をすることができました。

しかし彼はもう一つ上の進学校に合格を決めておりそちらに進むことになったので、とてもショックでした。そして私は彼のいない高校に進学し、大学を受験し、大学2年になる頃になっても、まだ彼が好きでした。世間はスマホが導入され始めていて、LINEが主流になってきた頃、ある日彼からメールが届きました。「あの時のチョコレート、まだ待ってるから」と。私はとても嬉しくなり、彼とメールでLINEのIDを交換し合い、また繋がれることにとても喜びを感じました。

しかし実際会ってみたところ、当時の好きだった彼とは全く違う容姿になっており、タバコも吸っていました。私は彼の変貌っぷりに驚き、一瞬で8年近く好きだった気持ちが冷めてしまいました。もちろんチョコレートは作ってきてしまっていたので渡しましたが、それ以来はただの友達という関係になりました。

その時に、ついでにという形で、実は好きだったことも告げましたが、彼には彼女がいるらしく、どちらにせよこの恋は実ることはないのだと思いました。今でもたまに連絡はとりますが、もうあの頃のような燃え上がるような感情はないですし、8年を無駄にしてしまったなという気持ちもわずかにあります。そんな私の初恋の話でした。