7年の初恋、その行方

私の初恋は小学校3年生でした。

いつも追いかけあい、叩き合いをしていたワンパクな友達同士だった男の子。

そんな彼と出会って1年、小学校4年生のとき、私は彼に告白をします。

バレンタインデー、チョコレートを彼の家に届けて、手紙を添えました。

その年から5年生、6年生と私のチョコレート攻撃は続きます。

・・・が、返事は特になく、私の大好きだったKinkiKidsのポスターやらキャンディをホワイトデーにくれるだけ。

中学から彼は受験して別の中学に行ってしまうんです。

それから3年間。

年賀状のやり取り以外は一切縁のない毎日。

だんだん彼の顔やら一緒に過ごした日々にも「いい思い出」フィルターが・・・・。

そんな私たちにも運命の出来事が!

携帯が普及し、一人一台の時代がやってきました。

この当時、大人はほとんどが携帯電話を持っていましたが、子供はまだまだ持っていても兄弟兼用です。

高校生になった私は、アルバイトの初月給で自分の携帯電話を契約し、念願のマイ・ケータイをゲットしました。

そしてその翌年の大好きなままの初恋の相手への年賀状。

私は張り切ってメールアドレスを書き、彼に送りました。

すると、少し遅れて届いた彼からの年賀状にもメールアドレスと携帯電話の電話番号が!

なんでハガキにかくねんwとは思いましたが、さっそくその日の午後、電話してみました。

そしてその場で再度告白。

そしてその回答は

「おれも前から好きやってん」

初耳ですけど、なんていいながらテンションはMAXでした。

そして小学校3年生から募らせた初恋が7年目で叶ったんです。

願いは叶うって本当だなあ、と、その時はものすごく嬉しかったです。

それから初デート。

当時注目されていたパイレーツ・オブ・カリビアンを観たかったのに満席で、まさかのホラー映画のドラゴン・ヘッドを観る羽目になったり、

まだまだひよっこの私たち。今思い返してもかわいらしいなあ。

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そして1カ月。

私の楽しみは毎週土曜日に彼を駅に迎えに行くことでした。

私と彼の家はそれぞれ駅から5分。

途中にある団地で別れて帰るんです。

わざわざ私は迎えに行くのに。

家の下まで送ってくれよ、三分くらい延びる程度だろ・・・。

どんどん不満の募る私。

そしてある日とどめが・・・。

ふと携帯電話が鳴り、彼が電話に出ます。

しばらくして電話が終わり、彼が一言。

「かあちゃんからやったわ、はよ帰るわ」

うるせえマザコン・・・!

この一週間後、マザコンとは一生付き合わないと心に決めて、彼とは別れました。

思い返せば、マザコンのレベルには達していなかったんですが、当時の私からすると、募らせた想いの中で彼のイメージも同じく膨らませすぎたんだなあと思っています。

初恋ってこんなもの、とは言いますが、ほんとにこんなもので終わるんですね。

私の7年の初恋はたった1ヶ月で幕を閉じたのでした。